#1  ポスター 「6 sense」

 (展覧会出品作品ポスター/cl:富山県立近代美術館) 
アートディレクション+デザイン+イラストレーション:永井一正

作品評

輪郭線の内側に稠密に仕上げられたヴィジュアルの存在が、ポスターの四角い矩形に凛然と「はり」を持たせている。この霊気あふれるヴィジュアル自体がこのポスターのコンセプトそのものであり、コミュニケーションの骨になっている。見た者は一瞬にして作り上げられた空気の中で心打たれざるを得ない。

年鑑『Graphic Design in Japan 2009』編集長 松下計


制作者のコメント

私は、生命の神秘や不思議さ、強さ、儚さ、そして共生の大切さなどを、これまでも「LIFE」シリーズでポスターにして表現してきた。このポスターは石を割って生えていく植物を描きながら、石もまた生命あるものとし、毅然とした美しさを、モノクロームにすることによりストレートに訴えたいと願った。これらのポスターにより私自身が生きる勇気をもらっているように思う。

永井一正