グラフィックデザイナーの富嶽三十六景 図録 2007
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一景 SAVE THA MT.FUJI
渡辺みつお WATANABE Mitsuo 長野地区 日本人の心のふるさとであり、悠久の美を象徴する富士山。しかしいま、その山に近寄ると、傷だらけの悲鳴が聞こえてきます……。
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二景 Peace View
松本隆治 MATSUMOTO Takaharu 東京地区 アタマヲ クモノ
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三景 こ・つ・ぼ・ふ・じ Kotsubo Spirit, Fuji Spirit
うし usi 神奈川地区 僕は小坪で生まれ育ちました。正面に海を構え、背面には緑ゆたかな山を背負った、小さな漁村です。古くは鎌倉の南境、小坂郷としての地域で、史跡も多く静かでのどかなところです。そんな小坪の生活・季節の移ろいを富士山は静かに見守ってくれます。富士山の記憶にはご先祖様の生活も子孫の生活も同時に存在するのかもしれません。きっとこれからも、富士山も小坪の生活も変わらなく続いていくことでしょう。永遠に。そう願います。
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四景 不二ノ死然 Save Mt.FUJI
林 克易 HAYASHI Katsuyasu 静岡地区 地球が誕生して46億年、軟体動物や節足動物の祖先が誕生して38億年、樹木の先祖が誕生して28億年、そしてとてつもなく長い時間が流れ、地球の起源からするとほんの最近、人類が誕生。「地球の寿命」を100歳とすると、地球は誕生して53.5歳位を経過し、人類の歴史は15日間くらいしか経過していないことになる。いわば人類は地球にとってほんの新参者。とてつもない宇宙の時間の中で人間が自然生態系を壊すことなくささやかに、生き抜けたら素晴らしい。我が子に昔の自然を語るとき、幼いころ友と遊んだ山や川はその姿を変えている。地球100歳の時の自然はどんなだろうか。 |
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五景 冨士祥雲 The Mt, Fuji of Good Luck Cloud.
渡邊雅人 WATANABE Masato 神奈川地区 五十路を機に富士に挑戦していますが「富士山に名品なし」という言葉がある位いざ描こうとすると実際には難しいものです。
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六景 宇宙的不二 Mt, FUJI Universe in Life
石山清一 ISHIYAMA Seiichi 茨城地区 地球的規模で進む温暖化はとめられるのか。 TCJ・プロダクション21・モスアドバタイジングを経て1990年に現在の(有)石山宣伝研究所を設立。グラフィックデザインを全般としたCI計画、SP計画等を通して企業、行政等の企画制作活動を行う。インターハイプロデュースと関連制作を手がけるとともに、地域における商業や産業の活性化を促すための、クリエイティブワークや講師を積極的に行う。 |
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七景 TOP SLOPE Mt.FUJI
坂本廣樹 SAKAMOTO Hiroki 栃木地区 富士吉田のふもとから頂上までいっきに駈け登る日本一過酷なレースといわれる「富士登山競争」に出て3年目、今年も登った。すると富士の斜面から素晴らしい体感を得る事ができる。それは足で感じる富士の曲線だ。僕はその感じたままをグラフィックにしてみた。最初にスタートしたときの足への付加が徐々に増幅していく、そして馬返し地点に行く頃には、足に振動すら感じてくる。もうこの時は富士の斜面に全身で挑まなければ、自分が負けてしまう。引き返すと転がり落ちる。もう後ろはない、この山に登るということ、もう振り返れないのだ。何かに似ているではないか。人間そのものの人生と同じ、生まれたからには生きてゆくしかない。そういう生命を感じる山だから、これより曲線の美しい山はないと思う。来年も登ろう、駆け足で。 1953年6月宇都宮市生。デザインプロデュース&ディレクター。グッドデザイン賞、世界環境ポスター銀賞、朝日広告賞など多数。NewYorkアートディレクターズクラブのメンバーとして活躍。デザインプロデュースとしては、上場優良企業4社の顧問、デザインを応用した経営、製品の企画等まで数多くのヒット商品を生み出した実績を持つ。 |
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八景 冨嶽不動 fugaku-fudou
宇賀地裕子 UGACHI Hiroko 栃木地区 21世紀の現代、人々は自然との共生を唱え、人類は人類だけでは生きて行けない事に気づき新ためての見つめ直しが始まった。日本人として今回のテーマ「冨嶽三十六景」を通じて、何かメッセージを込めたいと思いました。どうとらえようか…。富士山、その実態はどんな形をしているのだろう…。人間によって、どんな変貌を遂げているのだろう…。頂上より真直ぐ上空に上がって、上がって、天空より眼下に見おろした富士山。富士そのものの形が見えてきた時、自然と開発地が入り混ざったその姿は、これからの日本人の有り様を今一度考える機会を授かったように思えた。また、頂上火口周辺の地形は「不動明王」の顔を思わせ「我々人類に何をかを言わんとしているような…。」 ●2000年 宇都宮にてC.G.プルーラ設立 |
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九景 富士山を守れ Protect MT. FUJI
吉田正之 YOSHIDA Masayuki 栃木地区 富士山は私たちに美しい表情とともに威風堂々たる雄姿を見せてくれる。その姿は遠くから眺めると、かつて葛飾北斎が「富嶽三十六景」で描いた風景と一見変わらぬように映る。ところが、人間が残すさまざまなゴミから流れ出す有毒物質による環境破壊などが原因で、ユネスコの世界遺産登録の推薦が見送られたという。そんな現状を鑑みて、デザインコンセプトを「生命の水」とした。富士山に降った雨や雪は地下にしみ込み、長い年月をかけ、ろ過され、清水となり再びその姿を現す。有名な湧水名所はすべて富士山の外周に伏流水として湧き出したものだ。これら富士山がもたらしてくれる良質な清水は周辺の人間は勿論のこと、多くの動植物の[生命の源]である。私たちは次の時代にこの貴重な自然を美しく残さねばならない。「富士山を守れ!!」。これが私たち人類に課せられた大切な使命ではないだろうか。 ●ニューヨークアートディレクターズクラブ国際会員●2000 広島・長崎50ポスター(篠田正浩賞受賞)がパり第7大学教授Ms.Tching KANEHISAより依頼、フランスのデザイン専門誌「ETAPES Graphics」(Pyramyd)社へ掲載される。●2001 平和・環境・人権の新世紀/戦後日本の社会ポスター100選展・戦後のデザイナー50人選抜(名古屋・文化フォーラム春日井)●2002 第17回国民文化祭鳥取・鳥取県知事賞受賞(文化庁・鳥取県)●2003 オランダ「The Column」より[Remember HIROSHIMA]デザイン制作依頼●2005 EXPO2005[愛・地球博]キャンペーンポスター展(選抜)●2005 EXPO[愛・地球博・マイベストワン]ポスター展(選抜)●2007 日本のグラフィックデザイン[1981〜2006]100選(選抜・東京ミッドタウン・デザインハブ) |
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十景 わたしは、見ている。 I am looking.
藤代範雄 FUJISHIRO Norio 茨城地区 世界的に有名な富士山のごみ問題。その荘厳な遠景とは裏腹に、山は人々の残したゴミに汚染されています。本来の美しさを知る山の神が人間を行いをじっと見つめている、そんなイメージを自戒と畏敬の念を込めて制作しました。 ニューヨークADC会員 |
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十一景 夜富士 Night Fuji
竹内オサム TAKEUCHI Osamu 東京地区 私がまだ、大阪で仕事をしていた頃、東京までの出張の際の楽しみといえば新幹線の車窓に映る風景だった。天気のよい日には富士の見える席を取り、生憎の天気には、熱海あたりで見える海を楽しんだ。どんな天候でもそれなりの表情を見せてくれる気さくな海に対して富士の存在はいつも気まぐれで、そして絶対的な崇高さを讃えていた。 昨年、「長そで」という広告制作会社を設立しました。 |
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十二景 Japanese beauty
笠井則幸 KASAI Noriyuki 東京地区 富士山は日本人なら誰でも思い浮かぶ美しい山のひとつです。
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十三景 KIRA KIRA FUJI
池澤 樹 IKEZAWA Tatsuki 東京地区 幼い頃から東京に住んでいることから、富士山は遠景からみることがほとんどでした。天気の良さや場所によって見えたり見えなかったりです。私にとっては富士山が見れることはとても貴重でその姿は繊細なものとしての印象が強いです。そんな自分の中の富士山を日本的な食べ物であり、繊細な氷を使うかき氷で表現してみました。
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十四景 富士額 fujibitai
浅石征浩 ASAISHI Yukihiro 東京地区 江戸時代、美しい女性の象徴だった富士額。最近では、恥ずかしくて剃ってしまったり、前髪を垂らして隠したりする人もいます。人間社会の美意識は、時代によって変わりますが、富士山を美しいと思う心は、昔も今も変わりません。それはなぜなのでしょう。時代に左右されない絶対的な美が、富士山のフォルムに内在しているのでしょうか。そもそも人にとって、美しい、綺麗とはどういうことなのでしょう?美は、鑑賞する人がいなくても成り立つ概念なのでしょうか?普遍的な自然美と、刹那的な人の美を、逆さ富士というモチーフを使って対比させることで、「美とは何か」という本質をさまざまに問いかけるポスターに仕上げました。
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十五景 Mt, Fuji
伊藤雅一 ITO Masakazu 東京地区 地殻変動や噴火によって生まれた美しい偶然。そんな偶然を求め2台のカメラを使って、水の弾ける瞬間を前後から同時に撮影した。
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十六景 記憶 memory
宮内賢治 MIYAUCHI Kenji 東京地区 目を閉じて浮かび上がる富士山のイメージです。シンプルで美しい唯一無二なその姿は、いつの時代にも日本のアイコンとして人の記憶に焼きついた日本文化の根源的存在です。 2006年 株式会社浪漫堂に在籍。アートディレクター |
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十七景 2XXX 富士山 2XXX Mt FUJI
桑原雅子 KUWAHARA Masako 東京地区 富士山の姿が見える時、清々しく前向きに気持ちが高揚する。長い年月ずっと、日本に生きる私達の前に存在し精神的な支えとなっているその雄姿。自然環境の変化、戦争、環境問題…それらをしっかり受けて立つ雄姿。なかなか世界遺産になれない傷ついた我らがヒーロー。 2005年5月 東京飯田橋ギャラリーARTERIAにてAndrejM(チェコの造形作家)と展覧会開催 |
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十八景 STOP!WARMING.
窪田義人 KUBOTA Yoshito 東京地区 富嶽36景のなかの一景の飯田橋の辺りから見た富士山のアングルを使用して記録的な暑さを更新し続け、温暖化していく都市を表現しました。香炉の中に富士山のある都市の風景を入れて線香を高温を表示している温度計に置き換えて表現しました。
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十九景 時空富士 Jikuu-Fuji
唐仁原教久 TOJIMBARA Norihisa 東京地区 富士山はなんと言っても、この星の象徴的な山だ。この美しい造形は地球と言う生命の星が刻々と作り出した傑作だ。それがゆえにこの山を愛するDNAは、時空を越えて遺伝して行く。 1950年鹿児島県生まれ。84年デザイン事務所HBスタジオ設立。85年HBギャラリー開廊。イラストレーター、アートディレクターとして、広告、装丁、雑誌などを中心に多くの作品を手がける。「雨ニモマケズ」「雨のち晴れて、山日和」など著書多数。TIS会員。 |
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二十景 四季の富士 IN THE 4 SEASONS.
村上常実 MURAKAMI Tsunemi 静岡地区 富士山が日本を代表する山である所以は、高さや稜線の美しさだけでなく、全てを懐に抱いてくれるようなすそ野の広がりも忘れてはならない。その大きさを構図に、山頂に雪をいただく冬の富士、すそ野に霞を抱く春の富士、背に青空を控える夏の富士、山々が彩りを添える秋の富士。その姿を友禅柄でラッピングしました。これは人のによって犯されてしまった富士山や周囲の自然の嘆きです。世界遺産にも登録されない現実を受け止め、自然へのやさしさをどなたにも持っていただきたく仕上げました。 |
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二十一景 見えなくなっても、そこにあるもの Even if I do not see it, there is it
上野隆文 UENO Takafumi 東京地区 東京からのぞむ富士山のふもとには、ちくちくと建つたくさんのたてもの。そんな近いようで遠く、あるようで見えないビルの海にぼんやり浮かぶ富士の幻影的な存在をゆっくりと眺めることと同じように、普段見えにくくなっているもののあたたかさを感じて欲しい。
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二十二景 青富士 Blue Mt.FUji
加藤之敏 KATO Yukitoshi 静岡地区 毎日、掛川インターから清水インターまで東名高速道路を利用して通勤している。長距離を運転するのは大変疲れるが、それ以上に景色はとてもいい眺めである。富士山は静岡市を過ぎ清水インター手前あたりで正面に大きな姿を現す。しかし、中々見ることが出来ない。近くの景色に隠れている場合や天候のせいだけでもない。何重もの空気層に邪魔をされている。澄み切った日の臨場感溢れる富士山は何度見ても感動する。 グラフィックデザインやイラストレーションを中心に作品発表を行う。4The Faculty of Art & Design of TOKOHA Gakuen Univ. Exhibition in THAILAND 2002 (バンコク)、グラフィクアート2003(東京銀座)、2005 Korean & Japan Morden Poster Exhibition of 60th Anniversary(ソウル)、香港国際ポスタートリエンナーレなど作品出品。現在/(社)JAGDA静岡地区代表幹事、(社)JAGDA中部地域代表、(社)二科会デザイン部会員、デザイン事務所 、常葉学園大学造形学部准教授 |
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二十三景 濱名湖朝景色 Scenery of Hamanako in Morning.
土屋岳史 TSUCHIYA Takeshi 静岡地区 私の住まいは浜名湖の西岸の湖西市である。湖岸を毎朝車で通勤している。浜名湖の風景はまさに日常の風景、湖面には浅蜊漁や、定置網漁の小さな漁船がたくさん浮かんでいる。 株式会社シーエスシーに勤務、現在に至る。 |
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二十四景 Bonsai Fuji
前田ミネオ MAEDA Mineo 静岡地区 古くから日本人は美的感性に優れた民族であると言われてきたように、美しいものを鑑賞したいということから生まれた盆栽。その世界は自然をこよなく愛する人の心が創り上げたものではないでしょうか。果たして現在の私達にもその思いは引き継がれているのでしょうか。遠くから望む富士山は美しい。しかし、その山の自然は少しずつ人の手で蝕まれています。愛おしさをもって盆栽を育てるように、大自然がくれた日本の宝物である富士山を、ずっと大切に守っていきたい。
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二十五景 Point of view
安武伸朗 YASUTAKE Nobuo 静岡地区 富士山もマントルとか溶岩とか噴火とか落石とか水流とか風向きとか、あれこれの力が作用した経過として、たまたまこの数百年、今の形をしていることを知りました。 〜2007年3月 専門学校ルネサンスアカデミー 総合デザイン学部 副学部長 |
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二十六景 榛原中之郷 Haibara Nakanogou view
星野順啓 HOSHINO Nobuaki 静岡地区 私の好きな景色より 星野デザイン室代表、静岡文化芸術大学 デザイン学部非常勤講師、専門学校ルネサンスアカデミー総合デザイン学部非常勤講師 |
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二十七景 永遠の美 Beautiful Bust Fuji
木村幸男 KIMURA Yukio 静岡地区 一瞬の閃きが、夜眠っている時に私の脳裏に現われてしまったのがこのイメージでした。私の思いの中にある憧れ?美しい山のインスピレーションが「これしかない!」と目覚めてしまったのです。崇高な富士山をこのようなかたちで表現してよいのだろうか?冨士山を侮辱しているような非難、誤解がでないだろうか?しばし悩んでしまいました。しかし、湧き出る思いを抑えることはできませんでした。
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二十八景 THAT'S
池田 仁 IKEDA Jin 静岡地区 1972年春、富士川河口、夜8時ころ。河口は湖のように広く、静まりかえって、海の波音だけがザワザワと聞 こえてくる。周辺は暗く、遠くに見える街の灯と夜空に輝く星 の数々。 日本の祭り ポスター(金沢)の参加 |
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二十九景 富士山ワ日本一 Fujisan Wa Nippon Ichi
草谷隆文 KUSAGAYA Takafumi 東京地区 静岡県三島市生まれで、毎日当たり前のようにながめていた富士山。すっかり東京にいる時間の方が長くなりましたが、タイトル通り、心の中にある富士山をデザインしてみました。
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三十景 ノー ハウス ナンバー NO HOUSE NUMBER
並木 淳 NAMIKI Atsushi 山梨地区 山梨で生まれ育った私は、子どもの頃から富士山は山梨、静岡いずれかの山かという議論をよく聞きました。でも、富士山頂には郵便番号はあるけど、無番地のまま、いずれかの県の山だとは決まってません。地図でも境界が引かれていません。「日清カップヌードル」CMの「NO BORDER」そのまんまですね。私は、この曖昧な線引きに日本人らしい優しさを感じています。強引に線引きするのではなく、みんなで共有していきたいという優しさです。なんか、その感覚が好きです。このまま、永遠に続いてほしいと密かに願っています。 読売広告大賞協賛社賞、毎日広告デザイン賞奨励賞、屋外広告の日ポスター入選、読売広告大賞優秀賞など |
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三十一景 手鏡富士。 Hand mirror for Mt.Fuji.
鶴田啓二 TSURUTA Keiji 山梨地区 富士山は幾度かの火山噴火をくり返しながら、およそ1万年ほど前にその姿を形成したといわれている。有史以降では864(貞観6)年の大噴火で流れ出た溶岩流が美しいコニーデ型の山容と、樹海などの広大な原生林をつくり、北麓には現在の富士五湖が誕生した。湖はその近さから「富士の手鏡」にたとえられ、千変万化するその姿を映してきた。麓で暮らす人々は富士山から多くのことを学んできた。農家は山の雲から天気を読み、親たちは泰然とした山容から人としてのあり方を子供たちに説いてきた。また信仰の山としての歴史も刻んできた。富士山は太古の昔から日本人の心であり、今も常に人々の暮らしの中に息づいている。富士山と対峙する時、その「手鏡」に心を映すが如く、自らを解き放ち、真摯な気持ちになれるのは、何故だろうか、すべてのいのちを育む象徴としての存在がそうさせるのかもしれない。 ◇株式会社 K2・ONE代表取締役/アートディレクター |
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三十二景 STOP! GLOBAL WARMING
渡辺邦夫 WATANABE Kunio 神奈川地区 現在、地球には…人類の化石燃料の大量消費を主とする二酸化炭素の増加で急速な温暖化が進行している。葛飾北斎「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」には…有名な巨大な波が描かれているが…温暖化で北極と南極そしてグリーンランドの氷は急激に溶けており、このままでは50年後には海水面が6m上昇すると予測されている。その様な壊滅的悲劇を避ける為に、今直ぐ、行動を起こさねばならない。 2000/FUKUI DESIGN EXPRESS 2000/福井県立美術館、2005/横浜市交通局「CNG-Non-Stepバス」公式採用案デザイン「海バス」「花バス」2タイプ、2006/A to Z. 渡辺邦夫 個展/横浜国立大学図書館情報ラウンジ、2007/在ニュージーランド日本大使館/平和ポスター展、等。現在/横浜国立大学准教授/教育人間科学部学校教育課程美術教育講座 |
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三十三景 平和の象徴 Symbol of Peace.
U.G.サトー U.G. SATO 東京地区 富士は日本の象徴。平和もまた日本の象徴になることを願って…
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三十四景 希望を抱いて WITH THE HOPE
石井正子 ISHII Masako 千葉地区 子どもの頃、富士山を見るとときめきを覚えたものです。今でも、車中で富士山を見つけると窓から消えるまで凝視してしまいます。息子がまだ子どもの頃、よく夏休みを使って関西にいったものです。途中にある富士川SAで必ず、記念写真を撮り、富士山の変わらない美しさと息子の成長を楽しんでいました。先日、甲府に行った際、突然現れた富士山に感情の高まりを押さえる事ができませんでした。また、千葉マリンスタジアムから見る夕焼けの富士山の美しさはたとえようがありません。そんな富士山が世界遺産に登録できないとは、残念でなりません。その美しさを感激を世界の人々に味わってもらいたいものです。 石井デザイン事務所1951年設立、現在に至る |
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三十五景 凱風秋山(新・富嶽三十六景) Mount Fuji on a fine breezy day in autumn (New Thirty - Six Views of Mount Fuji)
秋山 孝 AKIYAMA Takashi 東京地区 新・富嶽三十六景(35番目)は「凱風秋山」を描いた。神仏の宿る山の信仰は森羅万象(宇宙に存在するすべてのもの)を対象とし、美と愛を含み育まれてきた。そこには畏敬の念と啓示を受ける存在がある。35番目「凱風秋山」は秋の恵みを占う姿が、富士から湧き出てくる一瞬をとらえた。「稲穂、太陽、亀の甲羅、火」の甲骨文字「秋」が絵として浮かび上がっている。美しく晴れ晴れとした風の中に秋の山「富士」がゆったりと横たわっている。 1952年新潟県長岡市生まれ。多摩美術大学卒業。東京芸術大学大学院修了。多摩美術大学教授。上海応用技術学院客座教授。名誉芸術学博士 。受賞に、アフリカ自然保護ポスター・チュニジア大使館賞、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ・金賞、ブルーノ国際グラフィックデザインビエンナーレ・アルティア賞、メキシコ国際ポスタービエンナーレ・栄誉賞、N.Y.ADC国際展・銅賞、N.Y.フェスティバル・銀賞・銅賞、国連賞、ヘルシンキ国際ポスタービエンナーレ・栄誉賞、コーニュ国際自然映画祭ポスター指名コンペ1席(イタリア)。また、メキシコ、ヘルシンキ、イタリア、ウクライナ、中国でポスター展などの国際審査員を務める。著書に「キャラクターコミュニケーション入門」(角川書店)、「秋山孝ポスター作品集」(上海人民美術出版社)他。 |
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三十六景 浪裏 NAMIURA
小池 光 KOIKE Hikaru 東京地区 北斎の冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏をカバー。三次元風二次元を目指した。
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