JAGDA神奈川

ご挨拶

「グラフィックデザイナーの富嶽三十六景」展の開催にあたり
The Graphic Designer's 36 Views of Mt,Fuji.

渡邊雅人
「グラフィックデザイナーの富嶽三十六景」展キュレーター

日本を象徴する富士山をテーマに日本を代表し世界で活躍するグラフィックデザイナー36名(JAGDA関東甲信越地域+JAGDA静岡地区の有志)のモダニスト達に、「グラフィックデザイナーの富嶽三十六景」展のため富士山に挑戦してもらいました。「富士山に名品なし」という言葉がある位いざ描こうとすると実際には難しいものです。
富士山は独立峰であるが故その形が単純すぎること、富士山と聞いてイメージが一人歩きして、色や形を在り来たりに描くだけでは何か不足と感じてしまう厄介なモチーフです。描けば描くほどモダニストの美に対する意識が剥き出しになってしまうようなところもあります。富士山はモダニスト達にとって例えようのない位美しいものです。しかしなかなか一筋縄ではいかないということも事実です。どんなに名品といわれる富士山のアートも実際の富士山の美しさと壮大さには叶いません。そう思ってしまいます。
初回展を開催するにあたりしいて富士山がもっている伝統的なスタイルやコンセプトを、北斎や広重そして過去のモダニスト達を否定せず、 また違った富士山の新しいモダニズムを素直に表現してもらいました。

また本展の開催にあたって特種製紙株式会社Pamアトリウムと連携しデザインマネジメントができたことを光栄に思います。今後の展覧会開催が随時できますことをお願いするとともに心よりお礼を申し上げます。

不易流行
Super Popularity of Mt.FUJI

松本隆治
グラフィックデザイナー

日本人なら目を閉じていても描けるのが富士山である。あまりにもポピュラー過ぎて、かえって新しい切り口を見つけにくいテーマである。天空の神がその手からさらさらと砂を流し落としたような見事な三角錐のカタチは、日本のどこから見ても完璧な二等辺三角形に見える。だれが描いても同じカタチになる。脳の中にはその雄大な佇まいがインプットされ、永久保存されてしまっている。まさに日本人の原風景は富士山に集約されているといってもいいだろう。
いまさら富士山をテーマにすることはないでしょう・・・というのが本音でもある。しかも展示方法はNYソーホーのギャラリーに見られる過剰額装なしの簡易展示。まさに素っ裸のままの自分を人目に晒す感がある。しかし見方を変えれば、これほど興味深いテーマもそうはないぞ、と思う。常に新しいモノを先取りしてきたデザイナーたちが敢えてスーパーポピラリティである富士山に挑むのだ。
偉大なる先人、北斎や広重のモダニズムや美学を新たに見直すいいチャンスでもある。温故知新の四文字が脳裏に蘇える。同時に、先人をはじめとして描きつくされたと思える富士山は、実は描いても描いても描き切れぬ永遠の神秘を内包しているのではないか、と思わせる。女神コノハナサクヤ姫を祀り、日本の霊山として古くから信仰の対象とされてきた富士山は、その美しいカタチにより不二山と称されるが、その深い精神性こそが不二であり、カタチ以上に人々の心を惹きつけてやまないのである。今回の展覧会を機に自分自身と向かい合い、日本という国と日本人について考えてみるのもいいのではないだろうか。

地域差を越えたもう1つのJAGDA
Graphic Designers' New Winds.

うし
関東甲信越地域代表

社団法人日本グラフィックデザイナー協会/JAGDA(ジャグダ)は、現在約2,300名の会員を擁する全国組織です。グラフィックデザインの啓蒙・向上を目指して様々な活動を行っていますが、とりわけ全国の会員同士の交流により、あらゆる可能性と機会に恵まれています。
私たちはJAGDAという職能団体の枠組みの中で、自分の得意とする技術や能力を発揮させつつ貴重な機会や縁を大切にして活動してきました。
普段、産業という渦のなかで奮闘していることが多い中、JAGDAとは雑念を払うオアシスでもあり自分を見つめ直す修行の場でもあります。
さて、この度は神奈川地区渡邊雅人(東海大学文明研究所藝術部門)と特種製紙Pamアトリウムの産学連携により、このような素晴らしい展覧会を開催できる運びとなりました。今回は第1回目ということもあり手探り状態ですが、富士山という魅力あるテーマ、地域連携による企画は皆様からは大いなるご支持とご賛同のお言葉を頂きました。これを励みに今後ますますこの展覧会が発展し展開していけるよう活動を続けていきたいと思います。
また地元である静岡地区の皆様、そして関東甲信越地域および東京地域の皆様、惜しみないご協力をありがとうございます。地域を越えた会員の有志によるパーソナルな展覧会が実現できるのもJAGDAのもつユーティリティーの1つです。
また何よりも特種製紙株式会社には心よりお礼申し上げます。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

展覧会の概要 2007

展覧会名: 「グラフィックデザイナーの富嶽三十六景」
日時: 2007年10月29日(月)〜11月30日(金)
10:00-17:00 土・日・祝日休館

※来館に際し、PamのWebサイト
【Contact+ご予約の方はコチラ】にて完全予約制。

会場: 特種製紙Pamアトリウム
静岡県駿東郡長泉町本宿437 〒411-0945
TEL.055-988-2401
FAX.055-988-1235
主催: (社)日本グラフィックデザイナー協会/JAGDA
実行: JAGDA関東甲信越地域+JAGDA静岡地区
協賛: 特種製紙株式会社

出品規定 2007

対象: 「@JAGDA(会員専用メール)」と「JAGDAにメールアドレス」をご登録されているJAGDA関東甲信越地域+JAGDA静岡地区+JAGDA東京地域会員。
サイズ: B1(728mm×1030mm)台紙貼りは不要。
展示: フレームレス、テープによる簡易展示。
点数: 1人1点。

規定のネームラベルを出力し、ご記入後裏面右上に貼る。

ネームラベル:ご記入後裏面右上に貼ってください

» ネームラベル (PDF)

募集人員: 36名定員になり次第締め切る。

お蔭様で無事に定員を満たしましたので募集を締め切らせて頂きました。(2007.9.19更新)

搬入: 2007年10月25日(木)「午前中指定」必着。
特種製紙Pamアトリウム
静岡県駿東郡長泉町本宿437 〒411-0945
TEL.055-988-2401
FAX.055-988-1235
設営: 2007年10月26日(金)13:00-

お手伝いが出来る方は是非お願いします。
(連絡先:JAGDA神奈川 渡邊雅人 nabesuke@keyaki.cc.u-tokai.ac.jp

簡易展示の方法について(2007.8.30更新)

兼ねてからポスターアートの展示方法を3M、スコッチ、プレゼンハウスTooからのアドバイスを頂き、Pamアトリウムとも検討しました結果、以下のように展示させて頂くことになりました。どうぞ旨をご理解頂きご協力お願い致します。

Pamアトリウムの展示スペース(ガラスエリア)に展示する方法を、この1ヶ月「ポスターテープ」、「ポストイットテープ」、「はがせる両面テープ」で試行してみた結果、はがせる両面テープで貼れるのですが、搬入の際、ほとんどの作品がロールされて送られてくると思います。丁度その時期、湿度も低く秋晴れの続く展覧会日和となりますが、300、350kgの厚みのロール紙だとロールが強く剥がれることが予測されます。会期中、常駐する訳にゆきませんので、ここでは絶対を選択し透明ガムテープ透明ガムテープをハサミ切りして(約100mm)展示させて頂きたいと思います。

はがせる両面テープの場台、4〜6箇所とめた表面のインクジェットが多少剥離します。
透明ガムテープの場台、4箇所とめたポスター裏面が剥離します。

簡易展示の方法

透明ガムテープ透明ガムテープ裏面(ハサミ切りして約100mm×50mm)
はがせる両面テープはがせる両面テープ表面(17mm角)

データ提出(2007.9.27更新)

  1. 作品のデータ
    A4サイズ、350dpi、JPEG、CMYK。

    ※Mac OS対応

  2. ポートレートのデータ
    100x100mm、350dpi、JPEG、CMYK。

    ※100x100mmの中に70%位のバストアップもしくはイラストレーション
    ※Mac OS対応

  3. 展示会場に使用するデータ(下記の枠内の項目1〜12)をご記入の上、
    渡邊雅人(nabesuke@keyaki.cc.u-tokai.ac.jp)まで添付送信すること。

    10月1日(月)13:00 必着

  1. タイトル
  2. 欧文タイトル
  3. ご氏名
  4. 欧文氏名(Family Name・First Name)
  5. 地区名(JAGDA○○地区)
  6. ご住所/〒
  7. TEL
  8. FAX
  9. E-Mail
  10. 制作意図(400字内)
  11. 2000年以降の履歴等(400字内)
  12. 縦位置・横位置(縦位置、横位置を分けて、エントリー順に展示します)

留意事項

オープニングパーティ

会場: 特種製紙Pamアトリウム
日時: 2007年11月3日(土)14:00〜16:00

2次会

会場: 割烹花家
http://www.kappo-hanaya.com/kisetu.html
静岡県沼津市西間門470 〒410-0871 
移動は送迎バスで(帰りはJR沼津駅まで)
TEL. 055-963-8512
日時: 2007年11月3日(土)17:00〜19:00

お問合せ

渡邊雅人(JAGDA神奈川)
「グラフィックデザイナーの富嶽三十六景」展キュレーター
東海大学文明研究所藝術部門
神奈川県平塚市北金目1117 〒259-1292
TEL&FAX.0463-50-2250
nabesuke@keyaki.cc.u-tokai.ac.jp

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